日本と米国で争われる女子W杯カナダ大会決勝は、5日午後4時(日本時間6日午前8時)から行われる。大一番に向けて、なでしこジャパンは3日(同4日)、約2時間調整した。

 MF川澄奈穂美(29=INAC神戸)が、準決勝までの6試合でわずか1失点の米国の堅守に対して「慌てなければしっかりボールを回せる。パスワークで崩せたらいい」と攻略を思い描いた。相手GKは昨年在籍したシアトル・レインでチームメートだったソロ。「本当に隙のないGK。相手になったときに、どれほど恐ろしい存在かというのは分かっている」と緊張感を漂わせた。