日本と米国で争われる女子W杯カナダ大会決勝は、5日午後4時(日本時間6日午前8時)から行われる。大一番に向けて、なでしこジャパンは3日(同4日)、約2時間調整した。

 FW大儀見優季(27=ウォルフスブルク)は、自然体で決勝に臨む。イングランドとの準決勝の後半ロスタイムでは、いち早く動きだして相手の背後を突き、オウンゴールを誘発した。それまでほとんど好機がなく「前の自分ならいらいらしていた」と振り返る展開で、勝負を決める働きをした。決勝に向けて「やるべきことをやってきた。新たに特別なことをしようと思わない。自分としては準備万全」と穏やかに笑った。