日本サッカー協会は16日、東京都内で理事会を開き、女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会で準優勝した日本代表「なでしこジャパン」の全23選手に、1人当たり300万円の特別ボーナスを支給することを決めた。

 日本協会は大会ごとに順位に応じたボーナス(内訳は非公表)を定めており、女子W杯の2位は100万円とみられ、総額で400万円となる。さらに日当や勝利給なども支給される。優勝した前回2011年大会では、特別ボーナス500万円を含め1人当たり計650万円だった。

 なでしこジャパンはW杯2連覇こそ逃したが、銀メダルに輝いた12年ロンドン五輪に続いて世界大会で決勝に進出した。

 女子W杯の賞金が増額され、2位でも前回大会優勝の100万ドルを上回る130万ドル(約1億6250万円)が国際サッカー連盟(FIFA)から支払われることなどを考慮した。