日本サッカー協会は23日、中国・武漢で8月1日に開幕する東アジア杯の日本代表メンバー23人を発表した。
FW本田圭佑(ACミラン)岡崎慎司(レスター)MF香川真司(ドルトムント)ら海外組の主力は、シーズン開幕前とあり今大会には招集されず国内組での選出となった。
会見に臨んだハリルホジッチ監督は、G大阪から6人、J1第1ステージで優勝した浦和からはMF柏木陽介(浦和)ら5人を選出。DFの米倉恒貴(G大阪)遠藤航(湘南)MF武藤雄樹(浦和)は初選出となった。
冒頭のあいさつで同監督は「国内組はかなり見せないといけない。日本代表『A』に入るだけの準備をしないといけない」と話した。
今大会では、3つの布陣を想定しメンバーを編成。また、決定力不足解消についても言及し「今のところ1番のテーマはリーグ戦で20~25点取るぐらいのFWを探さなければいけない」と興梠慎三(浦和)永井謙佑(名古屋)ら6人のFWに期待を寄せた。
新戦力と結果の“2頭の獲物”を追う同監督は「いい準備をしてカップを持ち帰りたい。難しい大会になるが何かを成し遂げることは可能。疲労、移動、いろんな条件があるが、けがなく疲労回復に努めたい」。高温多湿の厳しいコンディションが待ち受ける中、力強く優勝を口にした。
日本代表は今月29日に行われるJ1の第5節終了後に出発予定。東アジア杯は4カ国によるリーグ戦で、日本は北朝鮮(2日)韓国(5日)中国(9日)と対戦する。
メンバーは以下の通り。
▽GK
東口順昭(G大阪)
西川周作(浦和)
権田修一(東京)
▽DF
水本裕貴(広島)
丹羽大輝(G大阪)
槙野智章(浦和)
森重真人(東京)
太田宏介(東京)
※米倉恒貴(G大阪)
藤春広輝(G大阪)
※遠藤航(湘南)
▽MF
※武藤雄樹(浦和)
柏木陽介(浦和)
山口蛍(C大阪)
米本拓司(東京)
谷口彰悟(川崎F)
柴崎岳(鹿島)
▽FW
興梠慎三(浦和)
倉田秋(G大阪)
永井謙佑(名古屋)
川又堅碁(名古屋)
宇佐美貴史(G大阪)
浅野拓磨(広島)
※は初選出