日本協会は23日、8月の東アジア杯(中国・武漢)に臨む日本代表を発表した。

 U-22(22歳以下)日本代表の湘南DF遠藤航(22)が初選出された。小学生時代から夢だったA代表。湘南ユースからトップ加入し「湘南から代表に入りたいという思いを持っていた。それがかなってうれしい」と喜んだ。チームでは3バックの右でU-22ではボランチ。この日、ハリルホジッチ監督が手にしていた布陣メモには、右サイドバックに遠藤の名があった。新境地に挑む可能性が大で「自分の特徴的にもいろんなポジションをこなせる選手になった方がいい。ポジティブに考えている」と前向きだ。

 将来は海外でのプレーを目標に掲げる。国際大会は世界にアピールするチャンスだ。「A代表の国の選手と戦ってみて、自分がどれだけやれるかのものさしになると思う」と見据える。178センチ、75キロとDFとしては決して大柄ではないが「競り負けず、フィジカルコンタクトに負けないところを見せていきたい」と頼もしかった。