サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が27日、愛知県内で合宿を開始した。

 8月1日に開幕する女子東アジア杯(中国・武漢)に向け、約1時間の練習。

 昨年9月の仁川アジア大会以来の代表復帰となったMF猶本光(21=浦和)は「しっかり守備をしながら、積極的な攻撃参加したい。五輪やW杯は大きな大会なので、そこに向けて頑張りたい」と、16年リオデジャネイロ五輪での主力メンバー入りを目標に掲げた。「まずは日の丸を背負って、東アジア大会で優勝したい」。主将の宮間が背負ってきた背番号8を引き継ぎ、攻守に貢献できれば、「ポスト宮間」「ポスト澤」が現実となる可能性も出てくる。

 初招集となったMF柴田華絵(23=浦和)も「緊張もあるんですけれど、チームの一員として認めてもらえるようにしたい。リオは若い選手、20歳前後の選手がスタメンに食い込んでいけるようにならないと。積極的に意識してやりやい」と、思いを明かした。

 日本は8月1日に北朝鮮、4日に韓国、8日に中国と対戦する。