女子日本代表なでしこジャパンMF川村優理(26=仙台)がポスト宮間を務める。明日8月1日に開幕する東アジア杯に向けて30日、決戦の地となる中国・武漢で、記者会見と冒頭15分を公開する公式練習を行った。今大会、新主将として佐々木監督は「技量と選手の経験から私が判断した」と川村を指名。若手中心のため、招集されていないMF宮間や澤の穴を埋める。

 サッカー人生で初めての主将に川村は「ビックリした。なんで私なんだろうって。みんながのびのびプレーできるようにしたい」。26歳だが、経験は豊富。準優勝したW杯カナダ大会にも招集され、2試合に出場した。今回は過密日程のため、出場しない試合は他の選手がキャプテンマークを巻く可能性もあるが「あやさん(宮間)はパーフェクト。でも自分なりにこのチームを引っ張って行けたら」。2大会ぶりの優勝を目指してまずは、初戦の北朝鮮戦で勝利を目指す。