ブラインドサッカー日本代表が27日、東京・代々木で9月2日に開幕する「アジア選手権」(7日決勝)の結団式を行った。

 アジア選手権はリオデジャネイロ・パラリンピックの出場権が懸かった大会で、中国やイランなど計6カ国が参加。総当たりのリーグ戦を行い、上位2カ国が出場権を獲得する。11年12月に仙台市で行われた、ロンドン大会予選のイラン戦では「引き分け」でも出場が決まる中、後半残り15分で2失点し、出場を逃した。

 魚住稿監督(38)は「ゼロからチーム作りをして、今は過去最強の日本代表だと自負しています。4年間の感謝の気持ちを結果でお返しします」。主将の落合啓士(38)は「11年の東日本大震災が発生した時に(ロンドン大会への)出場が決められず、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。今は自信に満ちています」と胸を張った。

 また昨日、加藤健人(29)が今年7月に一般女性と結婚していたという報道があった。報道を受けて、佐々木ロベルト泉(37)は「好きにやってよ。サッカー以外のことに興味ないよ~」と、“ロベルト風”に祝福していた。