日本代表は2日、W杯アジア2次予選カンボジア戦(3日、埼玉)に向けて試合会場で非公開の前日練習を行った。

 冒頭15分のみ公開され、練習前の円陣を組んだ青空ミーティングは、4分6秒と3日間で最短だった。ミーティング中は宇佐美が体幹トレーニングなのか空気イスの様な態勢で話しを聞く様子も見られた。その後、全員でピッチを3周走り、ウオーミングアップを行い、軽めのダッシュをした。バヒド・ハリルホジッチ監督(63)は黙々と5周走り、GK西川と東口に直接指導も行っていた。

 東アジア杯最終戦の中国戦に続く前日非公開だが、当時は当日になって急きょ決まったもの。今回はあらかじめ非公開にするよう指揮官がスケジュールを指定した。また2日連続の非公開は初めて。同予選は初戦のシンガポール戦でまさかの引き分け発進に終わったこともあり、緊迫感が伝わる措置となった。