サッカーのW杯ロシア大会アジア2次予選・カンボジア戦(9月3日、埼玉)に向けた2日の前日練習で、バヒド・ハリルホジッチ監督(63)が中盤の選手にミドルシュートの意識を植え付けた。

 引き分けに終わったシンガポール戦は引いて守る相手を崩し切れずに終わった反省を踏まえたものと思われる。先発が予想されるMF長谷部誠(31=フランクフルト)は「監督からも、シュートと言われている。打つことで相手に当たって入るかもしれない。狙っていければ」と話した。MF山口蛍(24=C大阪)は東アジア杯・韓国戦でチームを救うミドルを豪快に決めており「シュート、前に飛び出す意識を持って攻撃に絡みたい」と長谷部とともに攻撃性を発揮することを誓った。