名古屋の日本代表FW永井謙佑(26)が22日、右肩関節脱臼で全治4週間と診断された。19日の川崎F戦で負傷し、この日愛知・豊田市内の病院で検査を受け、クラブが発表した。10月8日のW杯アジア2次予選シリア戦(オマーン)と13日の親善試合イラン戦(テヘラン)欠場は確実となった。

 負傷した試合にはハリルホジッチ監督が視察に訪れていた。帰り際には控室で応急処置を受ける永井の元に足を運び、救急車で搬送されるまで付き添うなど心配していた。今季の永井はリーグ戦28試合に出場し、7得点。ハリル体制では9試合のうち5試合に出場している。

 また、名古屋は同じ試合で負傷したMFダニルソン(29)が左ハムストリングスの肉離れで全治6週間と診断されたと発表した。