日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(63)がW杯アジア2次予選シリア戦(8日、中立地オマーン)を大一番と位置付けて臨む。1日の代表メンバー発表会見で「一番難しい、重要な試合が来た」と表現。FIFAランクは日本の55位に対し、123位と格下で過去A代表での対戦では1度も負けたことがない(7勝1分け)が「絶対に勝たないと。悪い結果だと1位の可能性がなくなる」と緊迫感をにじませた。

<ハリル監督 一問一答>

 (冒頭に自ら)ラグビーの監督の話もしなければいけない。(南ア戦まで)5カ月準備をしたと言っている。私も5カ月。日本の人は最初、狂った人が来たんじゃないかと思ったかもしれない「5カ月後に南アフリカに勝とう」と言った時には。それは例えば、我々が急に「世界一になろう」と言い出すようなことだからだ。ただ彼らは、5カ月間、かなりの努力をしてすべてが報われた。素晴らしい結果を残した。

 -準備について

 シリアは昨日(9月30日)合宿を開始し明日にはオマーンと親善試合をする。おそらくフレッシュな状態。(一方で日本は6日)火曜の朝に到着する選手がいる。この状況をどう感じるかは人それぞれだが…。さらに、けがを抱える選手も多い。特に筋肉系の問題。どこに問題があるかは分かっているし、私は何度も警告を叫んでいる。