FW岡崎慎司(29=レスター)が6年連続で決めていた「日本代表の年内最終ゴール」が途絶えた。

 後半2分、ロングボールを頭で折り返し、MF香川が倒されて得たPKのチャンス。右に蹴ったシュートは相手GKにキャッチされた。通算47点中PK弾はわずか1。「PKはメンタル。久々に蹴りました。チームが勝ったことで救われた」と言った。序盤は足取りが重かった。大幅な布陣変更にともない先頭で入場し、左腕に主将マークを巻いた。「初めてだったんで緊張した。自分が引っ張らないといけないという意味で、いい刺激になった」と振り返った。09年から6年連続で決めた「日本代表の年内最終ゴール」とともに、12年から3年連続で決めた「日本代表の年内最終戦ゴール」も途絶えた。「またPKを蹴るチャンスがあれば蹴らないといけない。そうしないとメンタルは強くならない」と、この悔しさは来年に晴らす。