なでしこジャパンのDF陣が23日、大阪合宿2日目の午後練習後に、男子大学生へ“おかわり”を申し込んだ。

 リオデジャネイロ五輪最終予選の初戦(29日)となるオーストラリアをイメージし、夕方の練習には阪南大の学生が参加。実戦形式練習を行い、お礼のあいさつを交わした後に、追加でサイドからのクロスに対する対応を目的にした練習が始まった。

 クールダウンを始めようとした男子学生は、それぞれの位置に散らばって攻撃を開始。守備の要となるDF岩清水梓(29=日テレ)らが、連係を取って跳ね返した。岩清水は「自分たちでやりたいという話になってお願いしました。オーストラリアは高さもスピードもあるので、大学生の力を借りました」と充実した表情で振り返った。