日本サッカー協会は25日、女子のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選(29日~3月9日、大阪市)に臨む日本代表「なでしこジャパン」のメンバー20人をヤンマースタジアム長居で発表した。

 佐々木則夫監督(57)は若手4人を外す苦渋の決断をした。24日の紅白戦で活躍した21歳MF猶本をはじめ、23歳MF杉田、20歳MF増矢、21歳DF村松をふるい落とした。「前回の予選は(11年)W杯の優勝後で、負けたら間抜け男になるところだった。今回も簡単じゃない。若手は存在感は出してくれたが、重圧のかかる日本開催なので経験値を優先した」と理由を説明した。