リオデジャネイロ五輪出場権を逃し、退任する女子日本代表なでしこジャパンの佐々木則夫監督(57)がアジア最終予選北朝鮮戦から一夜明けた10日、東京・JFAハウスを訪れ、日本協会の大仁邦弥会長に報告を行った。

 協会側は女子W杯も制した功績もたたえ、近日中に退任会見を行い、貢献にふさわしい花道を用意する見込み。佐々木監督は笑顔で「みなさん(会見に)来てください」とノリオ節で、去っていった。チームは午前中に大阪・堺市内のホテルで解散。選手は所属クラブに戻った。