岡崎慎司が先発し、歴代5位の国際Aマッチ通算出場を100試合とした。立ち上がりに右折り返しに突っ込み、20分すぎには浮き球をオーバーヘッド気味に狙うなど果敢にゴールへ迫った。

 この日はキャプテンマークも巻いた。4月に30歳になるが「代表初戦のような気持ち。のし上がっていきたいという思いをプレーに込める。その方が若いやつにも伝わる」といつも通りの愚直なプレーで引っ張った。

 入れ替わりが激しいFWの大台到達は初めて。2008年10月のデビュー以来、生き残るために試行錯誤を続けて成長してきた。ひた向きな姿勢は、節目の一戦でも変わらなかった。