サッカーU-23(23歳以下)日本代表候補の合宿が12日、静岡市内で行われた。午前中は室内でトレーニングを行い、午後は約140人の観客が訪れる中、ピッチで戦術練習を行った。

 初招集されたDF小川諒也(19)とMF橋本拳人(22)の東京コンビが、生き残りへアピールした。小川は攻撃練習で持ち味の左足のクロスを発揮し、橋本も負けじとミニゲームで激しい球際のボール奪取で存在感を見せつけた。

 小川は「みんな1つ1つのプレーの質が高い。必死に食らいついています」。今回の合宿では小川と橋本は同部屋で、小川は「一緒のチームのメンバーも多いのでなじめています」と話した。橋本は「練習試合で攻守両面でアピールできれば」と13日の清水との練習試合を見据えた。