MF矢島慎也(22=岡山)が2ゴールを挙げ、ガーナA代表(FIFAランク38位)に快勝した。

 前半11分、MF大島僚太(23)からのパスを、ゴール左斜め45度の位置から軟らかく蹴り、きれいな弧を描いたボールはゴール右へ吸い込まれた。同15分にも右サイドDF伊東幸敏(22)からのクロスを右足で合わせて追加点を奪った。

 矢島は「(1点目は)練習通りという感じ。(2点目は)クロスに入るところは意識してやっていた。伊東からいいボールがきた。合わせるだけでした」と振り返った。

 ガーナはリオデジャネイロ五輪初戦で対戦するナイジェリアと同じアフリカ勢とあって、ナイジェリア戦への予行演習の意味合いがあった。「相手が違うので分からないところもあるが、アフリカ勢との試合で独特の感覚を味わえたのはよかった。足が伸びてくるところは独特だった」と話した。