前半31分、守備リーダーのDF岩波拓也(21=神戸)が左膝を負傷するアクシデントに見舞われた。

 空中戦で競り合い、着地した際に左膝を痛めて倒れ込んだ。

 立ち上がれずに担架で外に運び出され、三浦弦太(21=清水)と交代。ピッチを去る際、手倉森監督に軽傷をアピールしたが、左脛骨(けいこつ)骨折で五輪絶望となった奈良に続くセンターバックの負傷に場は凍りついた。岩波はハーフタイムに救急車で病院に搬送された。

 1-2で敗れた試合後には、フル出場したDF亀川諒史(22=福岡)が右足甲の歩くことができなくなり、担架で運ばれた。