ポルトガル戦前日の22日に合流したばかりのMF南野拓実(ザルツブルク)がフル出場した。

 右MFでスタートし、中央や左と広範囲に動きながら組み立てに絡んだ。だが、ゴールは生み出せず「決めきれないのが次の課題。欧州の強豪とやると、いつもこういう結果になる。それが悔しい」と唇をかみしめた。

 普段から欧州で戦う立場から、ミドルシュートの少なさを決定力不足の一因に挙げる。「もっと打ってもよかった。シュートレンジを広げるのも大事」と訴えた。