日本代表MF原口元気(25=ヘルタ)が25日、帰国し、同日午後から日本代表欧州組の事前合宿に参加した。

 前日から参加しているメンバーとは異なり、ランニングや体幹トレーニングなどの軽めのメニューをこなした。「チーム行事で日本に帰れなかったのはきつかったけど、向こう(ドイツ)で休みもあった」と疲れた様子はなかった。

 原口は今季、リーグ戦32試合に出場し、2得点3アシスト。「難しいですね。ポジティブな面もネガティブな面もいろいろ見つかった」と振り返る。ポジティブな面としては、スプリント数。ブンデスリーガで5位に入る数値を残し、チームに貢献した。それでも「最低限のレベルまでにはいったかなと思うけど、最低限なのでまだまだ。もっとストロングな部分を伸ばしたい」と満足していなかった。

 日本代表では本職の左MFの他にボランチなどでも起用されている。「ポジションにこだわって出られないより、試合に出て自分を表現したい」とキッパリ。6月にはキリン杯2試合が控えているが「得点に直結するプレープラスアルファ、運動量やスプリントを出せれば」と意気込んだ。