2年連続の緻密合宿だ! 日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(64)が指揮する欧州組合宿2日目が25日、東京近郊で行われた。前日24日に計測した心拍数や疲労回復度を参考に、約160メートルを約30秒以内で走るインターバル走では3組にチーム分け。「赤=長友、酒井高」「青=清武、山口、酒井宏、吉田」「黄=川島」のチームごとにゴール地点を約2メートル単位で分け、距離に差をつけた。データを駆使し、細かく体調管理に万全を期した。

 通常は10本で終了。ただハリルホジッチ監督から1本追加を要求されたDF酒井宏は「キャラですかね? きつかったです」と苦笑い。2部練習の午前は、ボールを使わず、スプリント練習だった。2年連続の欧州組合宿は昨年同様、走り中心の鬼合宿だ。酒井宏は「昨年は気楽に合宿に来ていたけど、今年はきついと思って合宿に来てるので気持ち的には楽です。ただシーズンはもっと走ると言ってたので怖い」と語った。