リオデジャネイロ五輪に出場するU-23(23歳以下)日本代表の1次リーグ敗退が決まった。

 2敗で迎えた第3戦でU-23ギニアを2-1で下して大会初勝利を挙げたが、直後の試合でU-22イングランドがU-21パラグアイを4-0で一蹴。パラグアイが勝てば3位決定戦(A組とB組の2位が対戦)に進む可能性を残していたが、消滅した。手倉森誠監督(48)は「今後、いかに自分たちに厳しくなっていけるかが課題。残り1試合しかなくなったけど、貴重な80分間。最後に成果を出せるようにしたい」と話した。

 ギニア戦は前半3分にFW富樫敬真(22=横浜)が右足で先制。同10分に追いつかれたが、終了間際の39分にMF南野拓実(21=ザルツブルク)が右足で決勝点を奪った。27日の1次リーグ最終戦では首位イングランドと戦う。