磐田のMF小林祐希(24)が26日、日本代表に初招集された。

 磐田市内で行われた練習の後、代表定着への意気込みを語った。

 約20人の報道陣を前に、「遠慮はしないで、自分のキャラクターや性格、気の強いところを出していく。楽しみたい」と話した。

 バヒド・ハリルホジッチ監督(64)が直接視察に訪れた5月21日のホーム甲府戦で1得点を挙げる活躍で、アピールに成功していた。初招集の知らせは、練習前に届いていたが「すごくびっくり、という訳ではなかった。驚いた気持ちは半分くらいあったけど、冷静な自分もいた」と振り返った。磐田ではトップ下やシャドーを務めているが、代表でのポジションについても「前方ならどこでもやりますけど、希望はトップ下」と宣言した。

 名波浩監督(43)も「攻撃のスイッチが入れられる選手。一昨年や去年に比べて、意識も変わっている」と代表入りを喜んだ。