日本サッカー協会は26日、6月のキリン杯に臨む日本代表25人を発表した。

 ハリルホジッチ監督は、リストアップしていたMF小林祐希(24=磐田)を抜てきした。21日にヤマハスタジアムまで足を運んで甲府戦を直接視察して最終判断。この試合でゴールを決めるなど、猛アピールに対して合格通知を出した。

 選出の理由については、「左利きの選手で、質が高い。国内の選手で能力があると感じさせる選手。24歳だが、クラブの主力として、グラウンド上でも周囲の選手とコミュニケーションが図れている。とても大事なことだ」。技術、振る舞いや存在感にも二重丸をつけた。

 一方で「守備を頑張るところも大事になってくる。A代表ではどちらもできる選手が必要。合宿中に話し合い真実を伝えないといけない」と指摘。“ハリルの説教部屋”行きもありそうだ。