6月に行われるキリン杯2試合に備えて欧州組合宿4日目が27日、東京近郊で行われた。

 午前中は、冷たい雨が降る中、DF長友佑都(29=インテルミラノ)ら6人はダッシュやシュート練習などを行った。パス練習の際にバヒド・ハリルホジッチ監督(63)から「つま先に体重かけて。かかとつけないで」と指示される中、入念に調整した。岡崎慎司(30=レスター)と原口元気(25=ヘルタ)のFW2人はインターバル走などで別調整。2日目から合流した原口は同監督から睡眠について問われ、良好の旨を伝えると、「じゃあもう元気だね。すぐアダプトしているね、日本人だね、ドイツ人じゃないね」とジョークを交えて声をかけられた。

 その後、岡崎ら2人を加えた8人でミニゴールを使った4対4の紅白戦を行い、岡崎が3ゴールを挙げる活躍を見せた。

 リハビリ組のDF内田篤人(28=シャルケ)とFW武藤嘉紀(23=マインツ)は室内で体幹トレーニングなどを行った後、外でランニングを行っていた。

 初日参加組の9人は午後練習を免除され、ホテル内でマッサージなどを受ける。岡崎と原口に加えて、この日から合流予定のFW本田圭佑(29=ACミラン)とMF香川真司(27=ドルトムント)らで午後練習を実施する予定だ。