日本協会の霜田正浩代表ダイレクター(49)が27日、U-23(23歳以下)日本代表がリオデジャネイロ五輪で活用するオーバーエージ(OA)枠について「現場からこういう方針でやりたいという話が来た」と、候補選手の絞り込みが進み、具体的交渉に入ることを明らかにした。同代表のトゥーロン国際からA代表に合流するため帰国。羽田空港で取材に答えた。

 日本オリンピック委員会(JOC)へのOA派遣手続き締め切りは6月10日。この時点で規定の3人以下まで絞り込むかについても言及。「可能性のある選手は残すことになるかもしれない」。幅を持たせ多めに手続きする方向。FWでは川崎Fの大久保、浦和の興梠らが候補に挙がるが、その中から手倉森監督の“意中の人”と所属クラブに、霜田ダイレクターらが交渉する。