日本代表DF長友佑都(29=インテルミラノ)が18日、代表取締役社長を務めるヘルスケア事業の新会社「Cuore(クオーレ)」を設立し、都内で会見を行った。運動・食事・精神を柱にし、すでに具体的な取り組みが始まっており、パートナー企業とともに事業展開していく。約1時間のトークイベントを行い、会社やサッカーのことだけでなく、話題の恋愛についても触れた。

 会社の具体的な事業は4つの企業と展開していく。

 <1>「TOKYU SPORTS オアシス」 体幹ヨガのメソッドをつくる。長友自身がサッカーのトレーニングで取り入れる、体幹トレーニングとヨガを取り入れたトレーニング方法を考案。

 <2>「ソフトバンク」 体幹トレーニングのアプリケーション。スマホで体組成計と連動させ1人1人に合ったメニューを提供。

 <3>「クックパッド」 レシピ開発。おいしくて体にいい健康食メニューを考案。

 <4>「MTG」 革新的な商品の開発。RマドリードFWロナルドを起用した健康器具同様に、インパクトのある商品を生み出す。

 今年9月に30歳を迎え、現役引退後のセカンドキャリアを見据え、起業した長友は「多くのサッカー選手が現役を終えた後、セカンドキャリアで夢を追えない人をたくさんみてきた。ビジネス参入は決して簡単なことではない。だけどもう若くない。今チャレンジしないと後悔する」と理由を明かした。

 また、交際宣言した「アモーレ」こと女優の平愛梨(31)について話題を振られると、このときばかりは、サッカー選手の顔でも社長の顔でもなくなった。「遠距離って本当に大変で、好きで会えないのは本当につらい。日本にいる時間を大切にしています。(会えないときは)電話をしたり、メールをしたり。アモーレは愛する人という意味。イタリアでは日常茶飯事で使われている。自分もイタリア人化してきている。日本にいるときはアモーレなんて人前で言えなかった。アモーレがこんなにはやるとは…」。戸惑いながらも照れ笑いを浮かべていた。