U-23日本代表の手倉森誠監督(48)が28日、国際親善試合U-23南アフリカ戦(29日・松本)に向けて試合会場で公式会見を行った。

 リオデジャネイロ五輪へ向け、国内最後の強化試合となる。「(選手には)オリンピックの躍進の可能性を示せるようにという話をしている。そういう試合になれば」と話した。相手の南アフリカは本大会初戦で対戦するナイジェリアを仮想した一戦となる。相手は長距離移動してくることもあり、「コンディション的に走り負けちゃいけない。何が何でも最後まで走り込んで、翻弄(ほんろう)する90分にしないといけない。ゴールを取って勝たないと、ナイジェリア戦は難しいと選手にハッパをかけたい」と語った。

 また本大会メンバーで想定しているFWの枠について聞かれると、「ワクワクするぐらいの人数で行ければ」。得意のダジャレで笑いを誘って、けむに巻いた。