MF矢島慎也(22=岡山)が前半45分に勝ち越し弾を決めた。

 DF室屋成(22=東京)とのワンツーで相手の守備陣形を崩し、室屋のグラウンダークロスに右足を振り抜きネットを揺らした。

 FW中島翔哉(21=東京)が離脱中に背番号10を託され、「決めたのは監督だし、この期待に応える責任はある」とキッパリ。エース番号にふさわしい活躍も「10番は翔哉が背負ってきたし、自分の気持ち的には翔哉にと。自分は何番でもいいです」と謙虚だった。

 快勝に「結果を残せて良かった」と話す一方で「どの試合にも反省はある。もっと、スピードアップするところ、落ち着くところのメリハリを自分がつけなければいけなかった」と勝ってかぶとの緒を締めていた。