日本協会は1日、リオデジャネイロ五輪に出場するU-23(23歳以下)日本代表メンバー18人を発表した。同代表を率いる手倉森誠監督(48)が東京・JFAハウス内で会見した。

 選考については「昨日、就寝する直前に決断した。(6月29日の)南アフリカ戦で、最後にみんながいいパフォーマンスを見せてくれたので悩んだ」とコメント。「特に中谷か、合流していなかった(左ひざじん帯損傷の)岩波かというところ。岩波のケガの回復については、最後は予測も含めて判断するしかなかった」と明かした。

 「岩波については、毎週情報を取ってきた。協会のスタッフには、現地でトレーニングの様子もみてもらった。私もその映像を見せてもらった。来週にはチームに完全合流して、9日の試合には出場するという話もある。このチームに絡み続けている彼なら、コンディションをしっかり戻してくると思う」

 手倉森監督は最後に「南アフリカ戦で、スタンドに掲げられた日の丸に『岩波』と大きく書かれていたのが、やけに目立った」と“選考秘話”を付け加えた。