リオデジャネイロ五輪代表に選ばれた東京MF中島翔哉(22)が、日本のチーム力を強調した。

 リオ世代を10番を背負って引っ張ってきた中島は「選ばれてよかった。でもこれからが一番大事だと思う」と決して満足することはなかった。

 1月のU-23アジア選手権では優勝し、アジア王者として臨む五輪。しかし、現状に納得はしていない。「日本の組織力。チームのまとまりを出したい。それが出せれば勝てる。チーム力がないと日本は勝てない。絶対に必要なこと。ただそれに頼りすぎて、個人で勝負しなくなるのは違う。両方出していけたらいいと思う」と、アジアの頂点まで駆け上がっていく中で感じた日本の強みをブラジルでも発揮していく。