日本サッカー協会は1日、8月のリオデジャネイロ五輪に出場する日本代表メンバー18人を発表した。静岡からは、静岡学園出身で川崎FのMF大島僚太(23)が名を連ねた。同校サッカー部からは初の五輪選手で、恩師の川口修監督(42)は「素直にうれしいですね」と喜んだ。

 静岡市生まれの大島は、11年に同校からJ1川崎Fに入団。6年目の今季は背番号「10」を付け、第1ステージ出場13試合で1得点を記録している。5月のキリン杯ではA代表にも初選出されており、川口監督は「川崎で経験も積んでいるし、(五輪で)戦える技術も十分ある。大舞台で慌てるような選手でもない。世界にびびらず、逆に世界をびびらせてほしい」と大きな期待を寄せている。

 同校では、4日に大島の激励会を予定している。