米国で行われていたNTC招待大会に参加していたU-19(19歳以下)日本代表が5日、成田空港着の航空機で帰国した。

 パナマ、コスタリカ、米国の3カ国と対戦し、1勝1分け1敗の2位で終えた。FW小川航基(18=磐田)は「日本の組織的なところは世界に通用すると思ったし、逆に個人のところや球際の部分は足りない」と振り返った。

 遠征中には、リオデジャネイロ五輪のトレーニングパートナーに選出されたことも伝えられた。「いい経験ができると思うので、普通に参加するのではなく、しっかり目標を持って取り組めば成長できる。チームの雰囲気を見られるので、(U-19の)チームに落とし込めると思う」と話した。

 U-19日本代表からは小川のほかにDF小島(仙台)、MF渡辺(東京Vユース)、MF冨安(福岡)も選出されており、内山篤監督は「間違いなく良い刺激になる。いいものを得て、還元してくれれば」と期待した。