日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(64)が妥協を許さぬ「超管理サッカー」で、W杯行きのキップを勝ち取る。25日に東京・本郷のJFAハウスで、9月に行われる18年ロシアW杯アジア最終予選2試合のメンバーを発表した。

 MF山口はサプライズ選出となった。今夏、ドイツ2部ハノーバーからJ2C大阪へ復帰。向上のチャンスを失ったとして、ハリルホジッチ監督から「A代表で先発を取るのは難しい」と宣言されていた。本人も落選を覚悟。それでも高い守備力を評価され、山口は「選出は予想外だった。攻撃の部分も意識したい。より自分に厳しくなりたい」と、気合を入れ直していた。