日本サッカー協会(JFA)の技術委員会が26日、都内で行われた。

 西野朗技術委員長(61)は、日本代表ハリルホジッチ監督(64)が日本人のコーチを必要としていることを明かし、9月のW杯アジア最終予選の2試合(1日UAE戦、6日タイ戦)を終えた後、人選について話し合う意向を示した。リオデジャネイロ五輪日本代表を指揮した手倉森誠監督(48)から、五輪代表の活動の報告も受けた。

 西野技術委員長は、手倉森監督に、アジアで勝てない世代をアジアで優勝させ、五輪舞台へと押し上げた手腕を高く評価していることを伝えたという。手倉森監督が日本代表コーチに就任する可能性を含め、「UAE、タイ戦が終わって、ハリルホジッチ監督と話し合いたい。正式に動くのはそこから」と話した。