U-16(16歳以下)アジア選手権で2大会ぶりのU-17W杯(来年8月開幕、インド)出場権を手にしたU-16日本代表が1日、インドから成田空港着の航空機で帰国した。

 バルセロナ下部組織出身のFW久保建英(たけふさ、15=東京U-18)は、1-0で勝利し、U-17W杯出場を決めた準々決勝UAE戦を「準備から相手を上回れていた。しっかり試合に入れた。90分間集中力を切らさずに1点を守れた」と振り返った。イラクとの準決勝では後半14分から途中出場も、無得点に終わり、チームも敗れた。「結果的に何もできずに終わってしまった」と悔しさをにじませた。

 U-17W杯に向けては「(世界には)すごい個で打開できる選手がいる。自分は個で相手に抜き去る、打開する力はまだまだ足りない」と自己分析。「1人1人が個を上げていくことでチームとしても、一回り大きなチームになれる。来年、個を極めて、集まればいい」と話した。