6大会連続のW杯出場を目指す日本(FIFAランク56位)がオーストラリア(同46位)と引き分け、敵地で貴重な勝ち点1を獲得した。日本はこれで2勝1敗1引き分けの勝ち点7となった。

 大一番でバヒド・ハリルホジッチ監督(64)は香川真司(27=ドルトムント)を先発復帰させ、本田圭佑(30=ACミラン)を1トップ起用し打開を図った。前半5分にはその本田のパスから、抜け出した原口元気(25=ヘルタ)がW杯予選3戦連発となるゴールで先制した。

 しかし後半7分、原口のファウルでPKを与えてしまい、同点に追いつかれた。清武弘嗣(26=セビリア)、浅野拓磨(21=シュツットガルト)らを投入したが勝ち越しには至らなかった。

 次戦は11月15日、埼玉でサウジアラビアと対戦する。

 ◆W杯アジア最終予選 「4・5」のW杯出場枠を巡り、6カ国ずつA、B組に分かれ、来年9月までホームアンドアウェー方式で争われる。各組上位2位までが本大会の出場権を獲得。A組3位とB組3位は対戦し、勝者はW杯出場権を懸けて北中米カリブ海とのプレーオフに臨む。

 B組の日本はUAE、タイ、イラク、 オーストラリア、サウジアラビアと同組。