日本代表が12日、成田空港着の航空機で帰国した。11日にW杯アジア最終予選第4戦オーストラリア戦を敵地メルボルンで戦い、1-1で引き分けた。12日早朝に開催地メルボルンからシドニーに飛び、シドニー発の定期便で帰国した。

 日本協会の西野朗技術委員長がハリルホジッチ監督と会談の場を持つ可能性が出てきた。12日、チームと同便で帰国。代表強化の責任者として「早速明日(13日)もテクニカル部門が、戦いを検証する」。空港内で指揮官と会話する場面もあり、今後、直接話し合うことも「あるかもしれない」とした。これまでは自らの長い監督経験と、就任前から活動しているハリルジャパンへの気遣いから、現場とは一定の距離を置いてきた。指揮官の手腕を疑問視する声がある中、11月1日に予定される技術委員会を前倒しし、采配などを検討する案も浮上している。なお、同委員長は近日中に団長を務めるU-19(19歳以下)アジア選手権を戦う日本代表に合流するため、開催地バーレーンに向かう。