5大会ぶりのU-20W杯出場を目指す日本はイランに0-0で引き分けた。DF中山雄太(19=柏)が大ピンチを救った。

 後半36分、左サイドを駆け上がったFWジャファリに反応し、GK小島亨介(19=早大)が前に出たところを狙われた。小島がかわされ、ジャファリに無人のゴールに向かってシュートを打たれた。先制点を献上したかに思われたが、ゴール前に走っていた中山が左足のヒールでシュートを止め、失点を逃れた。

 中山は「相手の狙いは分かっていて、落ち着いて対応できた。(20日のカタール戦は)しっかり全員で勝ち点3を取れるように頑張りたい」と話した。