5大会ぶりのサッカーU-20(20歳以下)W杯出場を目指すU-19日本代表は20日、バーレーン・マナマの国立競技場で行われるU-19アジア選手権1次リーグ(L)最終戦で前回王者のカタールと対戦する。日本は勝つか、2得点以上で引き分ければ、決勝トーナメント(T)進出が決定する。

 日本は0-0、1-1の引き分けなら、1次L敗退となる可能性がある。日本-カタール戦と同時刻に始まるイラン-イエメン戦で、イランがイエメンに勝利すると、日本、カタール、イランが勝ち点5で並ぶ。その場合は日本、カタール、イランの当該対戦による得点数で争われる。

 日本-カタールが1-1、または0-0で引き分け、イランがイエメンに勝利した場合、日本の決勝T進出条件は次のようになる。

 ◆日本0-0カタール

 この場合は、日本は1次L敗退で、カタールとイランが決勝T進出する。

 14日(日本時間15日)に行われたカタール-イランは1-1で引き分けたため、カタールとイランは得点数1で、得点数0の日本を上回る。

 ◆日本1-1カタール

 得点数2のカタールは決勝T進出。得点数1の日本とイランが並び、得失点差の争いになる。イランがイエメンに何点差で勝つかによって日本の1次L敗退か、決勝T進出かが決まる。

 (A)イランがイエメンに2点差以内の勝利の場合、日本は決勝Tに進出する。得失点差は日本が+3、イランが+2以下となる。

 (B)イランがイエメンに3点差で勝利の場合、イエメン戦を含めた得失点差で日本とイランが並ぶため、総得点の争いになる。

 (1)イランがイエメンに4-1、5ー2などで勝利の場合、日本は1次L敗退。総得点は日本が4、イランは5以上となる。

 (2)イランがイエメンに3-0で勝利の場合、総得失点差、総得点も並ぶ状況になるため、イエローカードやレッドカードの数が少ない方が1次L突破となる。

 (C)イランがイエメンに4点差以上で勝利の場合、日本は1次L敗退となる。得失点差は日本が+3、イラン+4以上になる。