「東京五輪世代」のU-19日本代表が準々決勝でタジキスタンを破り、07年のカナダ大会以来、5大会ぶりにU-20W杯出場を決めた。U-20W杯は来年5~6月に韓国で開催される。

 前半から日本が攻め続けた。まずは8分、MF堂安律(18=G大阪)のクロスにFW小川航基(19=磐田)が頭で合わせて先制ゴール。同19分には、堂安がペナルティエリア内から左足で狙いすまし、ゴール左隅に決め追加点を奪った。

 後半に入っても攻撃の手を緩めない。28分には小川が直接フリーキックを決め、この日2点目。同43分にはFW岩崎悠人(18=京都橘)もゴールを決めて突き放した。タジキスタンに付けいる隙を与えなかった。

 日本は27日(日本時間28日深夜)の準決勝でベトナムと対戦する。

 ◆16年U-19アジア選手権 準々決勝に勝利した上位4チームが来年5~6月に韓国で開催されるU-20W杯の出場権を獲得。1次リーグは出場16チームが4組に分かれ、各組上位2チームの計8チームが決勝トーナメントに進出。本大会の開催国の韓国が準決勝に進んだ場合は、準々決勝で敗れた4チームによる5位決定戦を実施する。