日本代表のFW本田圭佑(30=ACミラン)が8日、成田空港着の航空機で帰国し、茨城県内で行われている代表合宿に合流した。

 午後5時から行われた練習では、同じくこの日帰国した長友、吉田、岡崎、川島らとともに軽めのランニングで調整。11日の親善試合オマーン戦をはさみ、15日にはW杯アジア最終予選でB組首位のサウジアラビアとの大事な1戦がある。

 本田は「(ハリルホジッチ)監督とは話をしようと思っている。自分がどのポジションをやるかにもよるが、コンビネーションのやり方、選手の動き方、ボールの持って行きどころで、ちょっとだけ変化をつけてみたい」などと話した。

 さらに古巣の名古屋がJ2に降格したことにも言及。「落ちることに対しては、悪いことではない。1つの失敗の捉え方ですよね。今(J2に)落ちることで、次の勢いにつながるという考え方もある。自分の人生も、そういう道を歩んできた」と本田らしく話した。

 さらに元日本代表で、名古屋の40歳GK楢崎についても「年齢のことも意識しているでしょうし、中途半端でやるのは嫌な人。引退も視野に入れていると思う。ナラさんが決めることだけれど、後輩として(現役を)続けるのであれば応援する。辞めるのであれば、お疲れさまと言いたい」と語った。