日本代表FW久保裕也(22=ヤングボーイズ)が、最終予選のデビュー戦で代表初先発を飾った。

 不動の右サイドだったFW本田の代役として前半45分間プレー。同22分には、右クロスを受けて思い切ってシュートを放った。惜しくもDFに当たったが、積極性を見せた。同39分には、MF長谷部からのパスをペナルティーエリア付近で受け、FW大迫の前に落とした。大迫のシュートは枠をとらえられなかったが、決定機を演出した。

 国際Aマッチ2試合目となった久保は「勝てたことは良かった。でも個人的には内容も良くなかったし、課題も見えた。(持ち味を)もっと出せたし、次につなげていきたい」と反省。大迫、MF清武、FW原口と形成した攻撃陣の連係については「みんなが僕のためにやりやすくなるよう声かけてくれたので、割とうまくできた」と、手応えを感じていた。