アルゼンチンに遠征するU-19(19歳以下)日本代表が30日、東京近郊に集合し、初日の練習を行った。

 飛び級で初招集された注目の15歳の中学3年生、FW久保建英(たけふさ、東京U-18)も年上の選手に混じって、ボールを使ったメニューなどをこなした。

 久保は練習後に取材対応した。やりとりの一部は次の通り。

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 -飛び級での招集

 自分は、いつも飛び級もさせてもらったりしているんですけど、日本のトップレベルの選手、しかも年上の選手に混ざってやるというのは結構自分にとってもチャンスというか、成長できるきっかけだと思っているのでしっかりやりたい。

 -通用しそうか

 まだ1日だけなんで分からないですけど、結構うまい人ばかりなんで。周りがうまいと自分も結構生きるかなと思っているので頑張りたいです。

 -アルゼンチン相手にやれそうか

 やる前から、やれるかやれないかを判断するのは難しいんで。やってみないと分かんないんですけど、どんどんチャレンジしていきたいなと思っています。

 -世界では若手が活躍している

 おっしゃっているように、若いころから世界で活躍している選手も最近たくさん出てきている中で、自分もこのまま順調にしっかり努力して(フル代表までカテゴリーが)上がるのが早ければ早いほどいいとは思っていますが、実力がついていないのに勝手に上がってしまっても空回りするだけなので。しっかり地道にトレーニングしていきたいと思っています。

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 20年東京五輪の主力として期待される選手がそろう同代表は、遠征先のアルゼンチンでU-19同国代表と2試合の国際親善試合を行う。