サッカー女子日本代表候補の国内合宿が5日、静岡市内で始まった。今季リーグ戦で活躍した国内組を中心に22選手が参加。初日から約2時間みっちりと練習を行い、高倉麻子監督(48)就任後は初めてとなる体力測定などを実施した。

 4日にU-20女子W杯でパプアニューギニアから帰国したばかりの高倉監督は「選手の顔を見ればまたフレッシュな気持ちになる。丸1日休んだのはいつが最後だったか覚えていませんが(笑い)、頭はしっかり切り替わっています」と笑顔で話した。

 なでしこジャパンは、19年の女子W杯フランス大会と20年の東京五輪を目指す。「世界で1位を目指すために走りだしたところ。一丸となってやっていきたい」と先を見据え、着々と準備を進めていく。

 年内最後の候補合宿は8日まで。7日には練習試合を予定している。