日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(64)が2日、自宅のあるフランスから約2カ月ぶりに再来日した。

 欧州で休暇を取り、その後、欧州組を訪ねたという。W杯アジア最終予選UAE戦(23日)と同タイ戦(28日)に向けた準備を本格化。所属クラブで出番のないFW本田(ACミラン)らを念頭に「多くの選手がゲームのリズムを失っている。他の選手で代わりになり得るのか、その選手が試合で通用するのか。次の試合は経験が重要なのだが、自問している…」と慎重にメンバー選考を進める。日本に戻ったMF清武(C大阪)には「個人的には欧州で続けてほしかったが、日本で確実にゲームに出るのも悪いことではない」とコメント。明日4日からJリーグの視察を再開する。