W杯アジア最終予選UAE戦(23日、アウェー)に向け、日本代表が22日、会場のアルアインのハッザ・ビン・ザイード・スタジアムで公式練習を行った。

 冒頭のみが公開され、その後は非公開で最終確認を行った。

 ここまでUAEは、ドバイで試合を行ってきたが、より一層、地の利を生かそうと、この試合を内陸の都市アルアイン開催に決めた。スタジアムは主力がいつもプレーする強豪アルアインのホームスタジアムで、日本にとっては完全アウェーとなる。

 初めてこのスタジアムで練習した選手たちは口々に「ピッチが小さい」と印象を口にした。

 日本協会関係者によれば、国際試合の規格(幅64~75メートル)は満たしており、問題はないが、距離感など感覚的なもので、プレーに影響が出る可能性もありそうだ。

 相手の仕掛けた罠なのかどうかは、不明。ただ、この日のタッチラインの外側に、薄く消されたような元のタッチラインのような線もある。実際に試合を幅の狭いピッチで行うかどうかも現時点では分からないが、これぞアウェー。

 日本は砂漠のオアシスといわれるアルアインに引き込まれた。ここがW杯ロシア大会へと向かう日本のオアシスとなるかどうか…。注目の大一番となる。