日本代表が6月13日のW杯アジア最終予選イラク戦(アウェー)の前に、5月28日から約1週間、国内で海外組の合宿を計画していることが23日、分かった。

 海外組が多く、まとまった活動期間が取れていない。23日のUAE戦(アウェー)の前も全員で練習できたのは3日間だけで、ハリルホジッチ監督は「本当に時間が短かった」と頭を抱えていた。欧州のシーズン終了直後に海外組を集め、3年連続となるオフの「共同生活」で、最終予選の終盤戦へ準備を進める。

 国内組の合流は6月5日の見込み。同7日の国際親善試合シリア戦(味スタ)の実戦テストをへて大事なイラク戦に向かう。残る最終予選のアウェー戦はこのイラク戦と9月5日のサウジアラビア戦の2試合。いずれも国内での活動から乗り込む。日本から敵地への移動には、ともにチャーター機を利用することが濃厚。日本協会はできる限りのバックアップ態勢をとる。